なかなか思ったようにお金が貯まらないよ。
みんなどうやって貯金しているのかにゃ?
思ったように貯金ができなくて困ってはいませんか?
貯金が出来ないと急な支出に対応できなかったり、老後資金を十分に確保できなかったりといった危険性があります。
貯金をするのにまずすべきことは「支出を抑える」ことです。
そこで今回は支出を減らす方法を紹介します。
この記事を読むと今よりも貯金が出来るようになるはずです。
私は支出を見直して、月の貯金額を1万円以上増やすことができました!
そもそもあなたは何のために貯金をしようと思っていますか?
よく聞かれる貯金の目的には以下のものがあります。
- 病気や災害などいざというときのため
- 老後資金
- 結婚費用
- 住宅購入
- 趣味
- 車の購入
- 老後資金
貯金しないといけない理由ってこんなにあるんだ。
特に大きなお金がかかるものについては、いきなり準備するのは難しいのでしっかり備えていくべきです。
人生で特に大きなお金がかかるのは次の3つです。
- 老後資金
- 教育資金
- 住宅資金
独身ならとりあえず「老後資金」を考えればOKです。
「教育資金」は子供がいる場合に考えるものだね。
「住宅資金」は老後資金と合わせて考えればOK!
まずは「生活防衛資金」を貯めよう
貯金が全くない、ほとんどないという人はまずは3か月分の生活費を貯めましょう。
「生活防衛資金」と言われます。
なぜ3か月分かというと、自己都合で仕事を辞めてしまった場合は失業保険が3か月間支給されないからです。
※2020年10月からはコロナの影響で2ヶ月に変更されました。しかし今後3か月に戻る可能性も考えられるため、ここでは3か月分を生活防衛資金とします。
無職で収入がない間の生活費を確保しておこうってこと。
例えばあなたの1か月の生活費が15万円だとすると3か月なら45万円が生活防衛資金です。
まずは50万円を貯めることを目指しましょう。
50万円が貯められたら次は100万円を目指します。
100万円あれば、失業以外にも急な出費に備えられる!
老後資金を貯めよう
生活防衛資金を貯めることができたら、次に老後資金を貯めることを考えます。
いくら老後資金を準備したらよいか把握できてる?
分からない人はこちらの記事を参考にしてみてね。
あわせて読みたい【35歳独身女性】貯金がいくらあれば安心?みんないくら貯めてるの?
例えば老後資金が1000万円必要な人が25年間で貯金する場合、毎年の貯金額は40万円です。
毎月貯めていくとしたら月々必要の貯金額は33,333円。
夏と冬のボーナスも併用し、合わせて10万円貯金するとしたなら毎月の貯金額は25,000円です。
ちなみに適正な貯蓄額は、ひとり暮らしだと月給の15%、実家だと30%と言われています。
手取り18万だと27,000~54,000円だね。
老後資金と生活防衛資金の他にも、大きな出費に備えて貯金をしておくと安心です。
大きな出費とは以下のようなものです。
- 車の購入や車検代
- 旅行
- 家電の買い替え
例をあげてみましょう。
- 150万の軽自動車を10年おきに購入
- 10年分の車検代30万円(4回分)
- 毎年の旅行代5万円(10年で50万円)
- 10年後の家電の買い替え代20万円
この場合10年間で必要な貯金額は、150+30+50+20=250万円。
1年だと、250万円÷10年=25万円
1月だと、25万円÷12か月=約2万円
つまり月に2万円プラスで貯金すれば良いということです。
自分のケースに当てはめて計算してみよう!
先取り貯金で貯めよう
必要な月の貯金額が分かったらその金額を毎月先取りで貯金します。
残った分を貯金するという人がいますが、それだと残らなかった場合に貯金ができなくなってしまいます。
貯金分は最初に確保して、残りで生活しよう。
給料が振り込まれたら貯金分を別口座に入金したり、積立定期預金などを利用すると良いでしょう。
毎月決まった日に、普通預金口座から積立定期預金預金(※)口座に設定した金額が振り替えられます。
※定期預金は特定の期間お金を預けることを条件に普通預金よりも高い利息が付きます。
とはいっても今銀行の定期預金の金利はとても低いのでほとんど利息は付きません。
利息目的というよりも、あくまで貯金目的で行うのが良いでしょう。
私も最初は積み立て定期預金で貯金をしていました。
自動的にお金が貯まっていくから楽だよ。
よし、さっそく銀行で手続きしてくるにゃ!
生活防衛資金分の貯金ができたら、iDeCoやNISAを始めてみると良いでしょう。
iDeCoやNISAは税金面で優遇されたり、投資利益対する税金が優遇されるお得な制度です。
家計簿アプリで生活費を把握しよう
貯金分を先取りすると生活費が足りなくなるよ。
そのような場合は、まずは自分が何にいくらお金を使っているかを把握しましょう。
家計簿をつけて食費や娯楽費などの項目ごとにどれだけ使っているかを確認します。
100円ショップにも家計簿売ってるよ!
家計簿ってめんどくさいし、続かないよ。
そのような人には、マネーフォワードなどのアプリが便利です。
4件までは無料で連携できます。
【登録無料】マネーフォワードを使ってみる月の支出が把握できたら、適正支出額と比較してみます。
月収に対する適正支出額の割合は以下の表のとおりです。
自分の場合の金額を計算してみましょう。
一人暮らし | 実家 | |
---|---|---|
住居費 | 30% | ー |
保険料 | 5% | 3% |
水道・光熱費 | 5% | ー |
通信費 | 5% | 5% |
食費 | 15% | 20% |
日用品・雑費 | 3% | 3% |
趣味・娯楽費 | 5% | 10% |
被服費 | 5% | 10% |
交通費・小遣い | 10% | 15% |
その他 | 2% | 4% |
手取り18万で一人暮らしだと、適正な食費は27,000円だにゃ。
実際の支出額と適正額を比較して、多くなっているところが改善ポイントです。
また金額が大きなところから攻めると効果が出やすいです。
お金の面だけみると、家賃のかからない実家暮らしはお得だね。
大きな支出を見直す
それでは項目ごとの具体策をみていきましょう。
住居費
- 家賃の低いところへ引っ越す
- 家賃交渉をする(特に周囲の同じ条件の家賃の方が低い場合は効果的)
- 実家暮らしをする
保険料
- 独身なら掛け捨ての医療保険だけで十分
- 生命保険は自分が死んだ時に出る保険なので不要
- 貯金が十分ある場合は医療保険も不要
- 車がある場合は対人・対物無制限の任意保険に加入する(ネット保険の方が割安)
車両保険は割高なので、自分で修理代を貯める
高額療養費制度があるので、医療費は月に最大9万円ほどしかかからないよ。
え、そうなんだ!何百万ってかかるのかと思ってた。
会社員なら働けなくなっても傷病手当金が出るしね!
通信費
docomo、au、SoftBankの大手キャリアは料金が割高です。
特にこだわりがなければ格安SIMや大手のサブブランドを使うと安くなります。
どこがいいのにゃ
安さ重視なら楽天モバイルがオススメです。
品質重視ならahamoなど大手のサブブランドが良いでしょう。
被服費
洋服を買うときは必要なものを事前に考えておきましょう。
衝動買いや不要なものを買ってしまうことを防げます。
セールだからと何も考えずに買い物に行ってしまうと、その場の雰囲気や値下げのお得さに惹かれてつい買ってしまう危険性があります。
時間もお金も節約できる!
ウインドーショッピングも楽しいですが、一目惚れで衝動買いしないように気をつけましょう。
私も10代20代のころはよく衝動買いしていました。
ほとんど着ずにタンスの肥やしになったものも多々。
- 独身女性に必要な貯金は生活防衛資金と老後資金
- まずは自分がお金を何にどれくらい使っているか把握
- 大きな支出を見直して差額を貯金する
いきなり目標の金額を貯金するのは難しい場合があるかもしれません。
まずはできるところから少しずつでも始めてみましょう。